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血管人形EVE

経カテーテル検査・治療シミュレーター(EVE®)
病気の状態や進み具合など、体の中の状態を調べるにはCT(シーティー)やMRI(エムアールアイ)といった機械を使います。これらはレントゲンや磁石の力を借りて体の断層(輪切り状)の写真を撮影する「断層撮影」ですが、血管の形や血液の流れを映し出す事が不得意です。そこで、血管の中に管(カテーテル)を入れて体中の血管を直接写し、必要に応じては血管の中から血管の病気を直したりもします。このような技術を「血管造影検査」「血管内治療」と呼びます。血管の中に入れたカテーテルで血管に傷をつけずに写真を撮ったり、血管の異常を直したりするには高い技術が必要です。そこで、「血管造影検査」や「血管内治療」を担当する医師は、血管の模型などを使って訓練を行います。今回信州大学医学部附属病院では、「血管造影検査」や「血管内治療」をより安全に行える医師を育てるために、実際の人の全身の血管を忠実に再現するとともに、ポンプを使って血液の流れや血管の拍動も再現してより現実的な訓練を行う事が出来る血管内手術シミュレーターを導入しました。このシミュレーターを活用し、より高度な技術をより安全に皆様に提供いたします。

操作の様子

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EVR®は実際の画像データーをもとに作成された経カテーテル検査・治療シミュレーターで、血管の形状のみならず弾性や摩擦といった血管の物理特性ならびに血流や拍動までを再現した状態での血管造影検査や経カテーテル的治療(血管内治療)の訓練が可能である。

大血管に加え各臓器の主要血管も再現されているため、学生や初期研修医に対する基礎的なカテーテル操作の訓練のみならず、後期研修医等を対象とするとするカテーテル検査専門医や血管内治療専門医の育成のためにも有効である。


概要:
対象血管:全身大血管、脳動脈、冠動脈、腹部動脈、腸骨動脈
加温(調節可能)、拍動(脈動ポンプ使用)下におけるカテーテル訓練が可能
ビデオカメラ
/USBカメラによる観察(必要に応じて、透視下での訓練も可能)
脳血管には動脈瘤モデルが作成されてあり、コイル塞栓術の訓練も実施可能